ワールドカップで精彩を欠くジャレン・ジャクソンJr「責任は僕にある」

NBA2022-23シーズンのディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されたメンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJrには、ワールドカップでもディフェンスで存在感を放つと見られていた。
だが、NBAゲームと同じようにワールドカップでもファウルトラブルに陥ってしまうことが多く、チームUSAに十分に貢献することができていない。
ここまで合計リバウンドが20本であるのに対し、パーソナルファウル数が19であることも、ジャクソンJrに批判が集まっている大きな要因と言えるだろう。
しかし、ジャクソンJrも責任を感じているのかもしれない。
ジャクソンJrはチームUSAの準決勝敗退が決定した翌日、自身について次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
厳しいね。
(準決勝敗退は)12時間前の出来事だ。
責任は僕にある。
ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー?
タフだ。
チームUSAで純粋にビッグマンと呼べる選手は、ジャクソンJrとウォーカー・ケスラーしかいない。
だが、ケスラーはローテーションから外れているため、実質的にはジャクソンJrただひとりと言えるだろう。
つまり、ジャクソンJrがファウルトラブルに陥ってしまうと、サイズがある他国との対戦ではインサイドで苦戦を強いられる。
ジャクソンJrにとって辛いワールドカップとなってしまっているが、最終戦のカナダ代表との試合でNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーであることを証明するパフォーマンスを期待したいところだ。
なお、ジャクソンJrのワールドカップのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | ワールドカップ |
|---|---|
| G | 7 |
| MP | 16.5 |
| PTS | 8.1 |
| TRB | 2.9 |
| AST | 0.9 |
| STL | 0.9 |
| BLK | 0.9 |
| TO | 0.9 |
| PF | 2.7 |
| FG% | 62.1% |
| 3P% | 28.6% |
| FT% | 62.6% |


