イタリアのチームと契約したウィリー・コーリー・ステイン「ヨーロッパはNBAと比べて戦術重視」
2015年のNBAドラフト6位選手であるウィリー・コーリー・ステインは先日、イタリアのクラブチームであるパラカネストロ・ヴァレーゼと契約した。
昨季はヒューストン・ロケッツと3度契約したもののNBAゲームに出場することができず、ほとんどの時間をGリーグで過ごしたコーリー・ステインにとって、イタリアでの時間はバスケットボールキャリアを取り戻す重要な時間となるだろう。
そのコーリー・ステインが、NBAとヨーロッパのバスケットボールの違いについて語った模様。
コーリー・ステインによると、NBAでは1on1が重視されているのに対し、ヨーロッパではチームとしての戦術がより重視されているという。コーリー・ステインのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕がヨーロッパに来ることを選んだのは、今日のNBAが1on1バスケットボールであるのと比べて、より戦術的なスタイルだからだ。
NBAでは、選手たちはスタッツを残すことを望んでおり、それが試合に反映されている。
ここヨーロッパでは、すべての試合、すべてのポゼッションが重要なんだ。
ヨーロッパのクラブチームはNBAのチームと比較して、よりチームバスケットを重視している。
だが、NBAには世界トップクラスのスキルを持ち、1on1でもスコアリングできる選手が揃っていることも、NBAとヨーロッパのバスケットボールスタイルが違う理由のひとつだろう。
NBAで出番を失ってしまったコーリー・ステインは、果たしてヨーロッパのスタイルにアジャストすることができるだろうか?
なお、コーリー・ステインの2021-22シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
TM | DAL PHI | SAC GSW DAL PHI |
G | 20 | 422 |
MP | 9.2 | 22.0 |
PTS | 1.7 | 8.7 |
TRB | 2.0 | 5.9 |
AST | 0.5 | 1.4 |
STL | 0.3 | 0.8 |
BLK | 0.2 | 0.8 |
TO | 0.4 | 0.9 |
FG% | 45.7% | 54.4% |
3P% | 50.0% | 18.8% |
FT% | 50.0% | 61.2% |