デイミアン・リラードが世界チャンピオン議論に参戦「NBAチャンピオンは世界チャンピオン」
世界陸上で金メダルを獲得した短距離ランナーのノア・ライルズが、「NBAチャンピオンは世界チャンピオンではない」と指摘したことにより、世界王者の定義に関する議論が白熱している。
基本的にアメリカ出身のNBA選手たちはライルズの意見に反論し、「NBAチャンピオンは世界チャンピオン」と主張。
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードも、そう考えているようだ。
リラードは世界チャンピオンについて質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
NBAチャンピオンは、文字通り世界チャンピオンだ。
NBAで最高のチームを他のどこかのリーグに送り込めば、そのリーグのチームはボロ負けするだろう。
僕には何を議論しているのか理解できない。
そう語ったリラードだが、昨季NBAチャンピオンに輝いたデンバー・ナゲッツはセルビア出身のニコラ・ヨキッチを中心としたチームであり、2021年のNBAチャンピオンに輝いたミルウォーキー・バックスはギリシャ出身のヤニス・アンテトクンポを中心としたチームだ。
もはやこの議論は平行線をたどるほかないように思えるが、この議論がさらにヒートアップし、将来的にクラブ世界選手権が開催されることを期待したい。