昨季中のトレードでロサンゼルス・レイカーズからワシントン・ウィザーズに移籍したケンドリック・ナンは、まだどのNBAチームとも契約することができていない。

ポートランド・トレイルブレイザーズのでデイミアン・リラード、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデン、インディアナ・ペイサーズのバディ・ヒールドのトレードにより市場が大きく動き、ナンがNBAチームと契約できるチャンスが生じる可能性もあるが、もし契約を勝ち取れなかった場合、ナンは海外のクラブチームで現役を続けるかもしれない。

talkbasket.netによると、FAポイントガードのナンはギリシャの強豪オリンピアコスと近日中に契約する可能性があるという。

ナンはマイアミ・ヒートでNBAキャリア2年を過ごした後、2年1000万ドル契約でレイカーズに移籍。

だが、怪我により移籍1年目を全休すると、2年目の昨季も十分な実績を残すことができず、シーズン中のトレードでウィザーズに移籍した。

オリンピアコスはナンに2年500万ユーロの契約をオファーしているというが、ナンは早ければトレーニングキャンプまでに決定を下すことになりそうだ。

なお、ナンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	70	193
MP	13.8	23.7
PTS	7.1 （キャリアワースト）	12.1
TRB	1.6 （キャリアワースト）	2.4
AST	1.3 （キャリアワースト）	2.4
STL	0.4 （キャリアワースト）	0.7
TO	0.9	1.3
FG％	42.4％ （キャリアワースト）	％
3P％	35.4％	％
FT％	85.4％	％