デイミアン・リラード「僕との衝突がスティーブ・ナッシュのキャリアを終わらせた」
2012年のNBAドラフト6位指名でポートランド・トレイルブレイザーズに入団したデイミアン・リラードは、ロサンゼルス・レイカーズとの開幕戦でNBAデビューを果たした。
リラードはNBAデビュー戦で当時レイカーズに所属していたスティーブ・ナッシュにマッチアップ。
だが、リラードの膝がナッシュの膝の側部に入ってしまい、ナッシュは負傷離脱。
ナッシュは1ヶ月以上の離脱を余儀なくされ、それがナッシュのNBAキャリアの終わりにつながったとされているが、リラードがこの件を振り返った模様。リラードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕とナッシュ。
僕と彼は互いに走っていて、ぶつかってしまった。
彼はキャリアが終わる足の怪我を負ってしまった。
アクシデントだった。
単なるアクシデントで、それが彼のキャリアを終わらせてしまった。
申し訳なく思う。
あれが神経の問題に繋がってしまった。
僕はフルスピードで走っていて、彼の足の側面に膝が入ってしまったんだ。
ナッシュはリラードとの接触により右膝を骨折すると、その怪我が神経の問題を引き起こし、翌シーズンはわずか15試合の出場にとどまった。
ナッシュはその後、2014-15シーズンでNBAキャリアを終えることを発表したものの、腰の怪我により1試合も出場することができなかった。
もしナッシュが怪我していなければ、ナッシュ、ドワイト・ハワード、コービー・ブライアントを擁したレイカーズはどのような結果を残していたのだろうか?
なお、ナッシュのレイカーズでの2シーズンのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2012-13 | 2013-14 |
---|---|---|
G | 50 | 15 |
MP | 32.5 | 20.9 |
PTS | 12.7 | 6.8 |
TRB | 2.8 | 1.9 |
AST | 6.7 | 5.7 |
STL | 0.6 | 0.5 |
TO | 2.5 | 2.1 |
FG% | 49.7% | 38.3% |
3P% | 43.8% | 33.3% |
FT% | 92.2% | 91.7% |