フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求した元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンが、現地13日にインタビューに応じた。

ハーデンはインタビューの中でプレシーズン最終戦とレギュラーシーズンの試合に出場する意向であることを明かしたというが、シクサーズの勝利のためにプレイするのではなく、罰金を回避するためであるのは明白だ。

そのため、ハーデンがプレイすることがシクサーズに悪影響を及ぼしてしまう恐れがある。

シクサーズのフロントオフィスもそう認識しているのかもしれない。

RealGMによると、もしハーデンが真剣にプレイしなければ、シクサーズはハーデンをコートから下げ、ベンチに置き続ける可能性があるという。

ハーデンのトレードが実現する見通しは立っていない。

ロサンゼルス・クリッパーズが近日中にトレードオファーを出す可能性があると報じられているが、シクサーズが応じるかは別の話だ。

現時点ではオフシーズン中にトレードが実現する可能性は低く、ハーデンはシクサーズの一員としてNBA2023-24シーズン開幕を迎えると見られている中、シクサーズのユニフォームを着てプレイするハーデンのパフォーマンスに注目が集まるところだ。

なお、このオフシーズン中に契約したNBA選手の多くが現地12月15日にトレード対象となるため、ハーデンのトレード交渉はその時に活発化すると予想されている。