スティーブ・カーHCがクリス・ポールのリーダーシップを評価「ドレモンド・グリーンにはもうひとりの声が必要だった」
オフシーズン中のトレードでゴールデンステート・ウォリアーズに移籍したクリス・ポールには、ウォリアーズのオフェンスをまとめる働きが期待されている。
だが、ウォリアーズがアップテンポなバスケットボールを持ち味とする一方で、ポールはハーフコートゲームを得意としているため、「クリス・ポールはウォリアーズのシステムにフィットしない」という声も少なくない。
しかし、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCによると、ウォリアーズにはポールのような声出すリーダーが必要だったという。
カーHCはポールについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
我々のチームにいる選手の大半は物静かだ。
ドレモンド(・グリーン)を除くとね。
だが、率直に言うと、ドレモンドはロッカールームでもうひとり別の声を必要としていたと思う。
デイビッド・ウェスト、ザザ(・パチュリア)、ショーン・リビングストン。
彼らの声はロッカールームで選手たちに本当に届いていた。
彼らのようなベテランがいた時、我々は最高の状態にあったと思うんだ。
ウォリアーズには将来有望な若手選手が複数いる。
だが、昨季の彼らは出場機会を十分に与えられないことに不満を持ち、それが若手とベテランの対立に繋がったと噂されている。
しかし、メンターとしても評価されているポールはチームをまとめあげ、若手選手たちの成長を加速させるだろう。
グリーンにとってもポールの加入は精神的負担からの解放とも言えそうだ。
なお、ポールのNBAプレシーズンのスタッツは以下の通りとなっている。
– | LAL (10/7) | LAL (10/13) |
---|---|---|
MP | 12 | 19 |
PTS | 6 | 6 |
TRB | 4 | 1 |
AST | 5 | 4 |
STL | 0 | 0 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 2 | 5 |
FG% | 50.0% (2/4) | 33.3% (2/6) |
3P% | 0% (0/1) | 66.7% (2/3) |
FT% | 100% (2/2) | – |
+/- | +6 | -9 |