ヒートがトレードでブラッドリー・ビールを獲得しなかった理由とは?
オフシーズン中のトレードでフェニックス・サンズに移籍したブラッドリー・ビールは先日、当初はマイアミ・ヒートへのトレードを望み、ヒートのパット・ライリー球団社長に接触したことを明かした。
ライリー球団社長もビール獲得に関心を持ち、ビールに対して前向きな言葉を伝えたというが、ヒートがビールを獲得することはなかった。
では、なぜヒートはNBA屈指のスコアラーを獲得できるチャンスがあったにも関わらず、実現させなかったのだろうか?
hoopsrumors.comによると、ヒートはビールの契約にトレード拒否権が含まれていることを懸念し、トレードを見合わせたという。
ヒートはトレード交渉の時、ビールにトレード拒否権の破棄を要求した。
だが、ビールはそれに応じず、一方のサンズはビールがトレード拒否権を持っていることを問題視しなかったため、最終的にサンズへトレードされたと報じられている。
ヒートはビールだけでなく、NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードとジュルー・ホリデー獲得を狙っていた。
だが、どのトレードも実現に至ることはなく、ヒートはロスターをアップグレードすることができなかった。
もしビールやリラードがチームをNBAタイトル獲得に導くパフォーマンスを見せた場合、ヒートはこの夏の動きを後悔することなりそうだ。
なお、ヒートの今後10試合のスケジュールは以下の通りとなっている。
現地日付 | 対戦チーム | ホームorアウェイ |
---|---|---|
10/27 | ボストン・セルティックス | アウェイ |
10/28 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | アウェイ |
10/30 | ミルウォーキー・バックス | アウェイ |
11/1 | ブルックリン・ネッツ | ホーム |
11/3 | ワシントン・ウィザーズ | ホーム |
11/6 | ロサンゼルス・レイカーズ | ホーム |
11/8 | メンフィス・グリズリーズ | アウェイ |
11/11 | アトランタ・ホークス | アウェイ |
11/12 | サンアントニオ・スパーズ | アウェイ |
11/14 | シャーロット・ホーネッツ | アウェイ |