ダーコ・ラヤコビッチHCが不調のパスカル・シアカムにアドバイス「もっとアグレッシブにプレイしたほうが良い」
トロント・ラプターズのパスカル・シアカムはNBAキャリア8年目の今季、シュートタッチを掴むことができていない。
先日のサンアントニオ・スパーズ戦ではわずか8得点にとどまるなど、難しい時間が続いていたシアカム。
だが、現地8日のダラス・マーベリックス戦では今季ベストの31得点を記録し、勝利に貢献した。
そのパフォーマンスの裏には、指揮官ダーコ・ラヤコビッチHCのアドバイスがあったのかもしれない。
ラヤコビッチHCによると、マブス戦の前にシアカムに話をしていたという。hoopsrumors.comが伝えている。
まだシーズン序盤であり、プレイスタイルもこれまでとは違う。
彼はアジャストしようとしているところだが、彼はそれと同時に正しいことをしようと努力している。
ボールを回そうとし、チームメイトたちを見つけようとしている。
それにより彼のアグレッシブさが少し損なわれてしまっているんだ。
僕はここ数日間を通し、彼に「まずはアグレッシブにプレイしたほうが良い」と伝えた。
アグレッシブにスコアリングし、アグレッシブにアタックを仕掛け、シュートを撃つ。
彼はもうすぐ来ると思うよ。
今夜そうなると良いね。
シアカムはラプターズと延長契約を結ぶことができる。
だが、延長契約を結ばなければ来年夏に完全FAになる。
ラプターズでは主力のOG・アヌノビーとゲイリー・トレントJrもFAになる可能性があるため、彼らにとって今季はある意味生き残りをかけたオーディションとなるだろう。
マブス戦でようやくリズムを掴んだシアカムは、長期大型契約に値する選手であることを証明するパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、シアカムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 8 | 479 |
MP | 35.8 | 30.7 |
PTS | 17.4 | 17.0 |
TRB | 6.9 | 6.5 |
AST | 4.8 | 3.5 |
STL | 0.4 | 0.9 |
TO | 2.3 | 1.9 |
FG% | 45.1% | 48.7% |
3P% | 29.3% | 32.6% |
FT% | 70.8% | 77.3% |