サンズ対レイカーズ戦のラスト2分間レポートに3つのコールミスが記載
ロサンゼルス・レイカーズは現地5日に行われたフェニックス・サンズとのNBAインシーズントーナメント準々決勝を制し、ラスベガス行きの切符を勝ち取った。
この試合最終盤に疑惑のタイムアウトコールがあったものの、NBAが現地6日にリリースしたラスト2分間レポートには「正しいコール」と記載されており、タイムアウトが認められたのは正しかったことが明らかになった。
だが、もしレフェリーがファウルコールを見逃していなければ、レイカーズはもっと楽に勝てていたのかもしれない。
NBAがリリースしたラスト2分間レポートの中で、3つのコールミスがあったことが明らかにされたのだ。
残り1分34秒のオースティン・リーブスのジャンパーアテンプト時のミスコール
オースティン・リーブスが残り1分34秒にジャンパーを放った時、グレイソン・アレンに接触したように見えた。
このプレイで笛は鳴らなかった。
だが、ラスト2分間レポートには、アレンがリーブスの腕に手を伸ばし、ボールをギャザーする能力に影響をもたらしたとし、「コールされなかったのは間違い」と記載されている。
残り44.0秒のレブロン・ジェイムスのレイアップアテンプト時のミスコール
レブロン・ジェイムスが残り44.0秒にレイアップを狙った時、ケビン・デュラントに接触されたように見えた。
このプレイで笛は鳴らなかった。
ラスト2分間レポートには、(ケビン・)デュラントがジェイムスの左腕に手を伸ばして接触してジェイムスのドライビングショットアテンプトに影響を及ぼしたとし、「コールされなかったのは間違い」と記載されている。
もしファウルがコールされていれば、デュラントは6ファウルで退場となっていた。
残り43.1秒のアンソニー・デイビスのショットアテンプト時のミスコール
ジェイムスがレイアップを外した直後、リバウンドを奪ったデイビスがそのままボールをリングに押し込もうとした。
このプレイで、笛は鳴らなかった。
ラスト2分間レポートには、(ユスフ・)ナーキッチがデイビスの右腕に接触してショットに影響を及ぼしたとし、「コールされなかったのは間違い」と記載されている。
いずれもレイカーズのフリースローにつながるファウルだった。
疑惑のタイムアウトコールを受け、「NBAはレイカーズを何としてもラスベガスに行かせようとしている」などといった声があがっているが、少なくともラスト2分間レポートではレイカーズに不利なジャッジがなされていたと言えるのかもしれない。