トレードでラプターズ移籍のRJ・バレット「僕は恵まれている」
NBAキャリア5年目を迎えているRJ・バレットは、先日のトレードでニューヨーク・ニックスからトロント・ラプターズに移籍した。
2019年のNBAドラフト3位指名でニックスに入団したバレットにはフランチャイズプレイヤーへの成長が期待されていたが、特に今季は十分な成果を残すことができず、最終的にトレードされることとなった。
だが、カナダ出身のバレットにとって、ホームチームのラプターズでプレイすることはNBAキャリアを前に進める大きなきっかけとなるだろう。
バレット自身もそうしたいと感じているのかもしれない。
バレットはラプターズの一員としてプレイすることについて質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
ホームに戻り、家族や友人たちがいる前でプレイし、チームを(NBAタイトルを獲得した)2019年の状態に戻したいと思わない選手がいると思うかい?
素晴らしい。
ここいられてすごく嬉しいし、すごくワクワクしている。
感謝している。
僕は恵まれている。
ずっとラプターズファンとして育ったからね。
だから、ここに移籍し、このユニフォームを着ることができるのは、本当に素晴らしいことだ。
バレットは今年夏にフランスで開催されるパリオリンピックにカナダ代表の一員として出場する予定だ。
ラプターズに移籍し、拠点をホームのカナダに移すことは、その意味でも大きいと言えるだろう。
果たしてバレットはホームのファンにNBAタイトルを届け、キャリアを前に進めることができるだろうか?
なお、バレットの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 26 | 297 |
MP | 29.5 | 33.2 |
PTS | 18.2 | 18.1 |
TRB | 4.3 (キャリアワースト) | 5.3 |
AST | 2.4 (キャリアワースト) | 2.8 |
STL | 0.5 | 0.7 |
TO | 1.8 | 2.1 |
FG% | 42.3% | 42.2% |
3P% | 33.1% | 34.2% |
FT% | 83.1% (キャリアハイ) | 72.0% |