現在17勝19敗でウェスタン・カンファレンス12位にとどまっているゴールデンステイト・ウォリアーズは、来月のトレード期限までにロスターを調整すると見られている。

ウォリアーズが関心を持っているとされる選手のひとりが、トロント・ラプターズのパスカル・シアカムだ。

シアカムにはウォリアーズの他、インディアナ・ペイサーズ、デトロイト・ピストンズ、メンフィス・グリズリーズが関心を持っているというが、ラプターズはシアカムのトレードの見返りに若手有望株を要求すると見られているため、ウォリアーズにはおそらくジョナサン・クミンガとのトレードを要求するだろう。

ロサンゼルス・クリッパーズのNBAオールスターフォワード、ポール・ジョージは、シアカムとクミンガのトレードを成立させるべきと考えているのかもしれない。

ジョージによると、シアカムとクミンガのトレードはラプターズとウォリアーズ双方にとってウィンウィンになるという。ジョージのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

パスカルとクミンガのトレードの噂を聞いた。

僕はウィンウィンだと思う。

確かにゴールデンステイトはサラリーをマッチさせなければならないだろう。

彼（シアカム）はナンバーワンオプションになれる選手だ。

だが、それが彼にとってベストとは思わない。

彼はセカンドオプション、もしくはサードオプションでプレイした時に輝くと思う。

なぜなら、彼はすべてをこなすことができるからね。

ステフ（・カリー）、クレイ（・トンプソン）と一緒なら、完璧にうまくいくんじゃないかな。

クミンガは進化を発揮しつつある。

トロントは再建中のようなチームだが、成長し、勝利を求めている。

クミンガのような若手が加われば、今後おもしろいチームになるだろうね。

ウォリアーズがクミンガをトレード要員とするなら、シアカムを獲得できる可能性は高まるだろう。

だが、ウォリアーズはクミンガを重要な一員とみなし、クミンガよりアンドリュー・ウィギンスのトレードを優先させると見られている。

果たしてジョージがウィンウィンと語ったこのトレードは実現するのだろうか？