ケビン・ハーターが不調キングスに喝「ホームでフリースロー14本ミスは許されない」
NBAオールスターポイントガードのディアーロン・フォックスを擁するサクラメント・キングスは、現在4連敗中と調子を落としている。
現地12日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦は19点差で大敗したものの、同15日のミルウォーキー・バックス戦は1点差、同17日のフェニックス・サンズ戦は2点差、同19日のインディアナ・ペイサーズ戦は5点差と接戦で落としているわけだが、特にサンズ戦とペイサーズ戦はフリースローが大きな鍵を握ったと言えるだろう。
キングスのフリースロー成功率は、サンズ戦で58.3%(7/12)、ペイサーズ戦で56.3%(18/32)と50%台にとどまったのだ。
この2試合で唯一フリースロー成功率100%(2/2)を記録しているケビン・ハーターによると、キングスの選手たちは練習を積み重ねて自信を取り戻さなければならないという。
ハーターはキングスのフリースローについて、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
戻って練習しなければならない。
体育館に行かなければならない。
積み重ねた練習を信じ、自信を高めなければならない。
僕たちは墓穴を掘ってしまっている。
強豪3チーム相手に3試合連続だ。
すべて自分たち自身で招いた結果だから、僕たちは自分たちにイライラしている。
ホームでフリースロー14本ミスは許されない。
それでこれらのチームには勝てるわけがない。
この問題は自分たちでコントロールできることだ。
キングスを指揮するマイク・ブラウンHCによると、フリースローが入らない理由は分からないという。
2試合連続でフリースロー成功率50%だ。
原因は分からない。
今日のシュートアラウンドではいつも以上にフリースローに取り組んだ。
昨日の練習でもいつも以上にフリースローに取り組んだんだ。
キングスは強力なオフェンスを誇るチームだ。
だが、フリースローについてはシーズンを通して大きな課題としている。
おそらくメンタルの問題なのだろうが、現在NBAワーストのフリースロー成功率を記録しているキングスは果たしてフリースローの問題を克服することができるだろうか?
なお、今季のNBAチームのフリースロー成功率ランキングは以下の通りとなっている。
順 | チーム | FT成功率 |
---|---|---|
1 | オクラホマシティ・サンダー | 84.0% |
2 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 83.7% |
3 | ユタ・ジャズ | 82.5% |
4 | フェニックス・サンズ | 82.3% |
5 | マイアミ・ヒート | 82.1% |
6 | アトランタ・ホークス | 81.4% |
7 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 80.7% |
8 | ボストン・セルティックス | 80.6% |
9 | インディアナ・ペイサーズ | 80.0% |
10 | シャーロット・ホーネッツ | 79.3% |
11 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 79.2% |
12 | シカゴ・ブルズ | 78.7% |
13 | サンアントニオ・スパーズ | 78.6% |
14 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 78.5% |
15 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 78.1% |
16 | ミルウォーキー・バックス | 78.0% |
17 | ヒューストン・ロケッツ | 78.0% |
18 | ニューヨーク・ニックス | 77.9% |
19 | デトロイト・ピストンズ | 77.7% |
20 | メンフィス・グリズリーズ | 77.3% |
21 | ロサンゼルス・レイカーズ | 77.1% |
22 | クリーブランド・キャバリアーズ | 76.7% |
23 | ニューヨーク・ペリカンズ | 76.7% |
24 | ワシントン・ウィザーズ | 76.7% |
25 | ダラス・マーベリックス | 76.0% |
26 | ブルックリン・ネッツ | 75.6% |
27 | オーランド・マジック | 75.3% |
28 | デンバー・ナゲッツ | 75.2% |
29 | トロント・ラプターズ | 73.9% |
30 | サクラメント・キングス | 72.5% |