ビクター・ウェンバンヤマ「今はビッグマンの時代」
サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマは現地22日、NBAを代表するビッグマンのジョエル・エンビードと初めて対戦した。
現MVPのエンビードと未来のMVPのウェンバンヤマのマッチアップに多くのNBAファンが注目しただろうが、結果はエンビードが70得点、17リバウンドと大暴れ。
フランチャイズ記録を更新したエンビードのパフォーマンスは、ウェンバンヤマに大きなインスピレーションを与えたようだ。
ウェンバンヤマは試合後、エンビードの70得点ゲームについて質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。
もちろん勝っていたらもっと楽しかっただろう。
だが、刺激を受けた。
特にオフェンス面で刺激を受けた。
数年前はガードの時代だった。
だが、今はビッグマンの時代に戻った。
今のゲームを考えると、そう考えるのが理にかなっていると思う。
このリーグにはサイズがあり、多くのことをこなせる選手がたくさんいるんだ。
ウェンバンヤマが指摘したように、近年のNBAではエンビードやニコラ・ヨキッチ、カール・アンソニー・タウンズなどのようにビッグマンが輝きを放っている。
彼らが活躍すればするほど、NBAではよりサイズと多彩なスキルが求められることになりそうだ。
なお、現地22日の試合のウェンバンヤマとエンビードのスタッツは以下の通りとなっている。
– | V・ウェンバンヤマ | J・エンビード |
---|---|---|
MP | 28 | 36 |
PTS | 33 | 70 |
TRB | 7 | 18 |
AST | 2 | 5 |
STL | 0 | 1 |
BLK | 2 | 1 |
TO | 1 | 1 |
FG% | 52.6% (10/19) | 58.5% (24/41) |
3P% | 40.0% (2/5) | 50.0% (1/2) |
FT% | 91.7% (11/12) | 91.3% (21/23) |
+/- | 0 | +11 |