NBAは毎年のようにルールを調整している。

その結果、ディフェンスに不利となるルール調整がいくつかなされ、NBAゲームのスコアリングはここ10年で高まったという。

一方、特にディフェンスを得意とするNBA選手たちは難しい調整を強いられているわけだが、近いうちにディフェンダーたちが報われる日が来るかもしれない。

NBA副会長のジョー・デュマースによると、オフェンスとディフェンスのバランスを保つため、今後ディフェンスに有利となる調整を加える可能性があるという。デュマースのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

（オフェンスとディフェンスの）バランスが崩れていないだろうか？

ディフェンスがもっとディフェンスできるように、バランスをもっと取らなければならないだろうか？

全体的には、人々はディフェンスをもう少し高めても悪くないと言っている。

デュマースによると、オフェンスとディフェンスのバランス問題についてはNBAチームのコーチやゼネラルマネージャー、競技委員会などと話し合っているという。

近年のNBAでは軽い接触でファウルをコールされることも少なくない。

だが、将来的にはかつてのようなタフなディフェンスが再び見られるようになる可能性は十分にあると言えそうだ。