NBAオールスターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス擁するロサンゼルス・レイカーズは、フリースローアテンプト数が比較的多いチームとして知られている。

そのため「NBAはビッグマーケットのレイカーズを優遇している」などといった説が囁かれているわけだが、レイカーズは現地25日に行われたフェニックス・サンズ戦でフリースローアテンプトわずか8本にとどまった。

この結果を受け、ジェイムスがフリースロー優遇説に言及した模様。

ジェイムスによると、レイカーズは他のNBAチームのように3ポイントを多投するのではなく、ぺりメーカーでスコアリングを狙うことが多いため、フリースローアテンプト数が多いという。

ジェイムスはサンズ戦を終えた後、フリースロー優遇説について次のように反論。fadeawayworld.netが伝えている。

これが僕たちだ。

多くのコーチやチームが「レイカーズはフリースローラインに立つためにやっている」と言っているよね。

そういったストーリーがある。

僕たちにはアタッカーがいる。

僕たちはペリメーターからシュートを撃っているが、1試合で3ポイントを40～50本も撃っていない。

僕たちはそういうチームではないし、そういうチームになる余裕もない。

（今日は）僕は何度かペイントに侵入したが、コールされなかった。

この日のレイカーズは序盤からサンズに主導権を奪われたものの、その後巻き返しに成功した。

逆転には至らなかったものの、レイカーズはファウルをコールされずとも勝利できる戦略を見つけなければならないのかもしれない。

なお、NBA2023-24シーズンの平均フリースローアテンプト数のチームランキングは以下の通りとなっている。

順	チーム	FTA％
1	フィラデルフィア・セブンティシクサーズ	25.8
2	ミルウォーキー・バックス	25.4
3	オーランド・マジック	25.3
4	フェニックス・サンズ	25.2
5	アトランタ・ホークス	25.0
6	ロサンゼルス・レイカーズ	24.5
7	ヒューストン・ロケッツ	23.9
8	ニューオーリンズ・ペリカンズ	23.7
9	ミネソタ・ティンバーウルブズ	23.6
10	ダラス・マーベリックス	23.4
11	ユタ・ジャズ	23.2
12	ニュヨーク・ニックス	23.1
13	ロサンゼルス・クリッパーズ	23.0
14	マイアミ・ヒート	22.8
15	トロント・ラプターズ	22.2
16	ポートランド・トレイルブレイザーズ	21.9
	デトロイト・ピストンズ	21.9
18	オクラホマシティ・サンダー	21.9
19	ゴールデンステイト・ウォリアーズ	21.9
20	サクラメント・キングス	21.6
21	ボストン・セルティックス	21.5
22	インディアナ・ペイサーズ	21.3
23	クリーブランド・キャバリアーズ	21.1
24	シカゴ・ブルズ	21.0
25	ワシントン・ウィザーズ	20.9
26	ブルックリン・ネッツ	20.8
27	デンバー・ナゲッツ	20.7
28	メンフィス・グリズリーズ	20.6
29	サンアントニオ・スパーズ	20.1
30	シャーロット・ホーネッツ	18.9