ナゲッツが72歳の長年の女性ファンに出禁処分を言い渡す
どのNBAチームにも長年にわたって熱心に応援してくれるファンがいる。
昨季NBA王者のデンバー・ナゲッツにとって、72歳のヴィッキー・レイがその人だ。
だが、シーズンチケットホルダーとしてナゲッツを応援し続けたレイは、ナゲッツの試合を現地で観戦することができなくなった模様。
larrybrownsports.comによると、ナゲッツはレイに不適切な行為があったとし、シーズンチケットを無効とした他、ナゲッツの試合への出禁処分を言い渡したという。
レイは「サインレディ」や「キャンディレイン」の愛称で親しまれている。
レイによると、2月に行われた試合中にレフェリーを掴んだ疑いをかけられており、また選手の顔面を叩いたとの告発もあったというが、レイはどちらも否定。
選手の顔面を叩いたとの告発に対しては、「選手たちとの体格の違いを考慮すると、ほぼ不可能」と説明。
一方、レフェリーにメモを渡したことは認めたものの、「25年間すべての試合でレフェリーにメモを渡してきた。クリスマスカード、誕生日カードなどをね」と釈明したと報じられている。
レイの弁護士は「ナゲッツがレイの総額4万ドルのシートを高値で売りさばこうとしている」とし、ナゲッツの対応を批判したというが、ナゲッツは何かしらの証拠があったからこそ処分を決定したのだろう。
とはいえ、ナゲッツ側からの説明が待たれるところだ。