クレイ・トンプソンにフリースロータイトルを奪われたステフィン・カリー「僕は負けず嫌い」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーはレギュラーシーズン最終日の前日まで、フリースロー成功率で今季NBAトップの数字を記録していた。
だが、相棒のクレイ・トンプソンがレギュラーシーズン最終戦のユタ・ジャズ戦でフリースローを5本(5/5)決めたことにより、トンプソンがフリースロー成功率でNBAトップに浮上。
また、フリースロー成功率タイトルを獲得するためには少なくとも合計125本決めなければならないが、トンプソンはジャズ戦で127本に到達した。
ジャズ戦を欠場したカリーはトンプソンにフリースロー成功率タイトルを奪われたことについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
125本のフリースローが何なのか、それが資格なのかどうかは分からない。
だが、彼は達成した。
レイモンド(・リッダー)から今日教えられるまで、まったく知らなかった。
シーズンを通して僕がパーセンテージの上位にいることは知っていた。
デイム(デイミアン・リラード)も上位にいたと思う。
だが、最後の試合までクレイに資格がないことはまったく知らなかった。
彼は5本すべて決めて資格を手にした。
彼を称賛したい。
彼自身も知らなかった。
だから、彼は「クール!」という感じさ。
彼は小さな盾やトロフィー、そういった何かを手にできることさえ知らなかった。
ジョーダン(・プール)がタイトルを勝ち取った時、僕が彼に贈った。
クレイは当時、スタッツリーダーにトロフィーの授与があることを知らなかったから、そのセレモニーを欠席したんじゃないかな。
だから、彼にとってこのトロフィーはサプライズだったんだ。
僕は負けず嫌いだ。
すごく負けず嫌いだ。
だが、チームメイトを誇りに思っている。
カリーがチームメイトにフリースロー成功率タイトルを奪われるのは、2021-22シーズンに続き2度目。
当時もレギュラーシーズン最終日にジョーダン・プールが逆転していた。
だが、カリーはチームメイトたちの偉業を心から喜んでいるに違いない。
なお、今季のフリースロー成功率ランキングトップ10は以下の通りとなっている。
順 | 選手 | 所属 | FT成功率 |
---|---|---|---|
1 | クレイ・トンプソン | GSW | 92.7% |
2 | ステフィン・カリー | GSW | 92.3% |
3 | ボグダン・ボグダノビッチ | ATL | 92.1% |
4 | デイミアン・リラード | MIL | 92.0% |
5 | アンファニー・サイモンズ | POR | 91.6% |
6 | ポール・ジョージ | LAC | 90.7% |
7 | カイリー・アービング | DAL | 90.5% |
8 | デリック・ホワイト | BOS | 90.1% |
9 | ラウリ・マルカネン | UTA | 89.9% |
10 | デビン・ブッカー | PHX | 88.6% |