ニコラ・ヨキッチ「僕たちは最も重要な試合で勝った」
デンバー・ナゲッツはロサンゼルス・レイカーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンドを4勝1敗で制し、NBA連覇に向けて好スタートを切った。
ナゲッツにはスウィープでのファーストラウンド突破が期待されていたものの、第4戦を落としてしまったわけだが、今季MVP最有力候補にニコラ・ヨキッチによると、ナゲッツは彼らのバスケットボールを展開することができているという。
ヨキッチはファーストラウンド突破を決めた後のインタビューで、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
記者:
「セカンドラウンドに進出するにあたり、チームの戦いをどう思う?」ニコラ・ヨキッチ:
「タフなゲームだった。彼ら(レイカーズ)は勝つために、シリーズを生き延びるためにここに来た。僕たちはこの試合で終わらせたかった。おもしろく、タフなゲームだった。僕たちは最も重要な試合で勝ったんだ」
記者:
「君はトリプルダブルに迫る平均スタッツを記録した。どうやって君の仕事をまっとうすることができたの?」ニコラ・ヨキッチ:
「僕たちは自分たちのブランドのバスケットボールをプレイしているし、それがうまくいっていると思う。僕たちはあまりショットを決めることができなかったが、オープンショットを生み出すことはできた。それに僕たちは互いを信じている。おそらく僕たちが勝った理由はそれじゃないかな」
記者:
「何か今後に活かせることを学んだ?レイカーズがどれほどタフな相手だったか話してくれたと思うが、それはミネソタ・ティンバーウルブズ戦でも使える?」ニコラ・ヨキッチ:
「僕たちは諦めない。僕がここに着て以降、ある意味伝統になっている。僕たちは諦めない。僕たちは基本的に(レイカーズとの)すべての試合でリードを奪われた。だが、シリーズを制した。僕たちはタフなチームだし、何が目標なのかも分かっているよ」
NBAオールスターのアンソニー・エドワーズとカール・アンソニー・タウンズ、今季ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー最有力候補のルディ・ゴベアを擁するウルブズは、強豪フェニックス・サンズをスウィープで下し、波に乗っている。
レイカーズと比べてサイズとタフさがあるウルブズを下すのは簡単ではないだろうが、果たしてナゲッツは昨季ファーストラウンドでウルブズを4勝1敗で下したように、違いを見せつけることができるだろうか?
なお、ヨキッチのレイカーズとのファーストラウンドのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 |
---|---|---|---|---|---|
MP | 39 | 41 | 39 | 41 | 41 |
PTS | 32 | 27 | 24 | 33 | 25 |
TRB | 12 | 20 | 15 | 14 | 20 |
AST | 7 | 10 | 9 | 14 | 9 |
STL | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 |
BLK | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
TO | 0 | 3 | 3 | 3 | 7 |
FG% | 65.2% (15/23) | 56.3% (9/16) | 69.2% (9/13) | 50.0% (10/20) | 57.1% (12/21) |
3P% | 33.3% (1/3) | 50.0% (2/4) | 0% (0/1) | 40.0% (2/5) | 20.0% (1/5) |
FT% | 50.0% (1/2) | 100% (7/7) | 85.7% (6/7) | 100% (11/11) | – |
+/- | +14 | +1 | +4 | -7 | +7 |