ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。

派手な生活を望まないアンテトクンポにとって、ミルウォーキーは最も住みやすい場所なのかもしれない。

アンテトクンポによると、ミルウォーキーの人々は彼のプライベートを尊重してくれているという。アンテトクンポのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

この都市は僕にたくさんの愛を示してくれている。

どこに出掛けたとしても、家族とどこで過ごしたとしても、彼らは僕にスペースを与えてくれる。

通りで僕を見ても、僕にスペースを与えてくれる。

人間としての僕を、ミルウォーキーの都市のために僕がやったことを、彼らはリスペクトしてくれている。

彼らに背を向けることはできない。

今もこれからも絶対に彼らに背を向けることはできない。

ここにコミットしたい。

ミルウォーキーの都市に恩返ししたい。

僕たちはチャンピオンを1度勝ち取った。

だが、2度目を勝ち取れると信じている。

アンテトクンポは先日、バックスと3年1億8600万ドルの延長契約を結んだ。

来年夏に待てばより大きな契約を手にできただろうが、いま延長契約に応じたのはミルウォーキーへの恩返しのひとつなのかもしれない。

なお、バックスはアンテトクンポに対し、CBAの38歳規定が適用となるまで延長契約をあと2回結ぶことができると提案し、先日の延長契約に至ったと報じられている。

アンテトクンポのエージェントはこのことについて、次のように語った。

長期的視点に立つと、この決断が今後10年間の収益を最大化させる可能性が高い。

より理にかなっている。