デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、ロサンゼルス・レイカーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンドで平均28.2得点、16.2リバウンド、9.8アシストと、トリプルダブルに迫る数字を記録した。

だが、ミネソタ・ティンバーウルブズとのカンファレンスセミファイナル第1戦では32得点を記録したものの、8リバウンド、9アシストにとどまった。

ウルブズがヨキッチに対してルディ・ゴベア、カール・アンソニー・タウンズ、ナズ・リードをマッチアップさせたことが一定の成果を収めたと言っても過言ではないだろう。

では、ヨキッチはウルブズの3人のビッグマンのディフェンスにどう対策していくのだろうか？

ヨキッチは彼ら相手に成功するための策について質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。

僕のクローンを作る。

そうすれば、僕はフレッシュになれる。

彼らを僕のバックアップにすれば、僕はフレッシュな状態を保つことができるだろう。

実際のところは分からない。

だからこそ彼らは良いチームなんだ。

彼らはビッグラインナップでも戦えるし、スモールラインナップでも戦える。

ローテーションに入れる選手が多いし、サイズがあり、フィジカルが強く、リバウンドもすごく良く、アグレッシブにプレイする。

自分のショットには満足しているよ。

外したショットがあれば、決まったショットもあった。

タフなゲームだった。

彼らは本当に優れたディフェンシブチームだ。

ゴベアは今季のNBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー最有力候補であり、タウンズはフィジカルがあり、リードは機動力がある。

ヨキッチがNBAを代表するスーパースターとはいえ、彼ら3人に対処するのは簡単ではないだろう。

果たしてナゲッツは第2戦で対策を見つけ出し、シリーズをタイに戻すことができるだろうか？

なお、ヨキッチのシリーズ第1戦のスタッツは以下の通りとなっている。

–	第1戦
MP	40：56
PTS	32
TRB	8
AST	9
STL	3
BLK	0
TO	7
FG％	44.0％ （11/25）
3P％	22.2％ （2/9）
FT％	100％ （8/8）
+/-	-12