古巣との大一番を控えるカイリー・アービング「ボストンがなければここにいなかった」
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ダラス・マーベリックスは悲願のNBAタイトルをかけ、明日開幕するNBAファイナルでボストン・セルティックスと対戦する。
マブスをNBAファイナル進出に導いたカイリー・アービングにとって古巣との対戦となるが、アービングのNBAキャリアを踏まえると、セルティックスファンがアービングに試合を通してブーイングを浴びせるのは間違いないだろう。
だが、アービングがセルティックスを離れてから長い時間が経ったこともあり、アービングはセルティックスに感謝の気持ちを持つようになった模様。
アービングは明日のNBAファイナルを前にセルティックスでの時間を振り返り、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
ボストンがなければ、僕はここにいなかっただろう。
ここで経験したことがなければ、今の僕はいなかっただろう。
自分が経験したことを受け入れ、自分がどんな人間だったのかを受け入れ、自分自身を許した。
他に責任をなすりつけないように最善を尽くしてきた。
他人を批判したり、外野を責めたりするのは簡単だ。
だが、自分自身を見つめ、自分を理解すれば、うまく前に進むことができるようになるんだ。
明日のNBAファイナル第1戦はセルティックスのホームで行われる。
アービングの言葉はセルティックスファンへ向けたメッセージと捉えることもできそうだが、アービングがセルティックスファンのブーイングにどう対処するのか注目が集まるところだ。