ロサンゼルス・クリッパーズの元NBAオールスターポイントガード、ラッセル・ウェストブルックは、間もなく完全FAになる。

ロサンゼルス・レイカーズ移籍以降に市場価値を落としたウェストブルックは、クリッパーズで評価を取り戻すことに成功した。

だが、おそらくウェストブルックに大金を提示するNBAチームはほとんどないだろう。

つまり、この夏はNBA史上最多となるトリプルダブル記録を誇るウェエストブルックをミニマム契約、もしくはそれに近い契約で獲得できる大きなチャンスとなる。

そのため、ウェストブルックにはNBAの半数近いチームが関心を持っている模様。

fadeawayworld.netによると、フェニックス・サンズ、ボストン・セルティックス、ミルウォーキー・バックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ダラス・マーベリックス、マイアミ・ヒート、ブルックリン・ネッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、シカゴ・ブルズ、デトロイト・ピストンズ、サンアントニオ・スパーズ、クリッパーズがウェストブルック獲得を狙う可能性があるという。

ただし、シクサーズはジェイムス・ハーデンの去就次第、ヒートはゲイブ・ビンセントを放出する場合に限り、ウェストブルック獲得に動く可能性があると報じられている。

おそらく上記の多くのチームはウェストブルックをベンチからの起爆剤として使いたいところだろう。

クリッパーズはウェストブルックとの再契約を望んでいるものの、ウェストブルックがホームタウン割引を受け入れ、380万ドル程度での契約を要求すると見られている。

ただ、ウェストブルックをロスターに留めるためには、380万ドル程度の契約では難しいかもしれない。

いずれにせよ、ウェストブルックが大金を手にするのは難しいかもしれないが、オプションが豊富にあるのは彼にとって良いことと言えそうだ。