ポートランド・トレイルブレイザーズは今年のNBAドラフト3位指名権をトレードで放出し、即戦力のベテラン選手獲得を狙うと見られている。

NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードが誰よりもそれを望んでいるというが、NBAドラフトが迫る中、ブレイザーズに動きがあった模様。

Yahoo Sportsによると、ブレイザーズはマイアミ・ヒートのバム・アデバヨをトレードで獲得すべく、準備を進めているという。

リラードは先日、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリン」とし、ヒートを選んだ理由にアデバヨを挙げていた。

デイミアン・リラードのトレード先希望は？「マイアミとブルックリン」

ただし、ヒートがアデバヨを放出するとは限らない。

ブレイザーズが今年のNBAドラフト3位指名権、シェイドン・シャープ、アンファニー・サイモンズをパッケージに含めない限り、ヒートはアデバヨのトレード交渉には応じないと見られている。

ブレイザーズはリラードとともにプレイできるNBAスターを獲得できる場合にのみNBAドラフト3位指名権をトレードパッケージに含めるというが、NBAドラフトが2日後に迫る中、果たしてどのような決定を下すのだろうか？

なお、ブレイザーズはニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンにも関心を持っていると報じられているが、ペリカンズはブランドン・イングラムとウィリアムソンをロスターに留める方向に傾きつつあるとされている。