ダラス・マーベリックスはボストン・セルティックスとのNBAファイナル第3戦を落とし、崖っぷちに立たされた。

この日はNBAオールスターガードのルカ・ドンチッチが27得点、6リバウンド、6アシストを記録したものの、最も重要な試合終盤にファウルアウト。

この結果を受け、ドンチッチを責めるマブスファンもいるようだが、相棒のカイリー・アービングはドンチッチを完全サポートしている模様。

アービングは第3戦を落とした後、ドンチッチについて次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。

彼だけを責めるのは簡単だ。

「もっとうまくやれる」と言うだけなら簡単だ。

彼も分かっていると思う。

大切なのは、僕が彼をサポートし、全員が彼をサポートしているということを何度も伝えることだ。

タフなゲームだった。

タフなコールだった。

彼が5度目のファウルをコールされた時、僕たちは少しディフェンスを変え、彼のマッチアップを変えることができたかもしれない。

終わった後に考えたら分かることだ。

僕たちはこの試合を忘れ、第4の準備をしなければならない。

彼がファウルアウトした後は本当に選択肢がなかった。

君たちも知っての通り、あのファウルがコールされたのは不運だった。

ルカが5度目、6度目のファウルをコールされ、厳しい状況になってしまった。

だが、それでも勝ち筋を見つけなければならない。

僕たちは21点差をつけられた状況で最善を尽くした。

簡単に諦めることもできたが、諦めなかったんだ。

NBAの歴史を振り返ると、プレイオフシリーズで0勝3敗から逆転した例はひとつもない。

つまり、マブスはNBAタイトルを勝ち取る可能性は限りなくゼロに近づいてしまったと言えそうだが、マブスには第4戦で奮起し、ホームのファンに勝利を届けてもらいたいところだ。

なお、この日のセルティックスとマブスのチームスタッツは以下の通りとなっている。

–	BOS	DAL
PTS	106	99
TRB	36 ORB：6 DRB：30	43 ORB：7 DRB：36
AST	26	15
STL	4	5
BLK	6	1
TO	9	8
FG％	46.3％ （38/82）	44.2％ （38/86）
3P％	37.0％ （17/46）	36.0％ （9/25）
FT％	92.9％ （13/14）	87.5％ （14/16）