FIBAバスケットボールワールドカップで唯一の全勝チームであるドイツ代表は、日本時間8日にNBAスターたちを擁するチームUSAと対戦する。

勝てば銀メダル以上が確定するだけに、ドイツ代表は全員バスケでチームUSAに対抗し、白星を勝ち取りたいところだろう。

その鍵となるのが、トロント・ラプターズのデニス・シュルーダーだ。

シュルーダーはワールドカップを通してドイツ代表を牽引するパフォーマンスを見せているものの、ラトビア代表との決勝トーナメント1回戦では9得点、FG成功率15.4％、3P成功率0％、4ターンオーバーと精彩を欠いた。

だが、ドイツ代表で共にプレイするオーランド・マジックのフランツ・バグナーは、シュルーダーの完全復活を確信しているようだ。

バグナーはシュルーダーについて次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。

彼の自信のレベルはものすごく高い。

僕はデニスのことを知っている。

彼はものすごく自信を持っているよ。

チームの他の選手たちも同様だ。

この大会での彼のプレイを振り返ると、彼は次の試合で素晴らしいプレイをしてくれるだろう。

その可能性は十分ある。

だが、どうなろうと、僕たちはチーム一丸となり、楽しみながら戦うつもりだ。

ドイツ代表の多くの選手は試合前の自主練習に参加せず、休息をとった。

だが、シュルーダーとバグナーは自主練習に取り組み、チームUSAとの大一番に備えたという。

ドイツ代表のワールドカップでの最高成績は、NBAレジェンドのダーク・ノビツキーを擁した2002年大会の銅メダルだ。

果たしてシュルーダーはチームUSA戦でリズムを取り戻し、ドイツのバスケットボールに新たな歴史を刻むことができるだろうか？

なお、シュルーダーのラトビア代表との試合のスタッツは以下の通りとなっている。

–	ラトビア戦
MP	30
PTS	9
TRB	1
AST	4
STL	2
BLK	0
TO	4
FG％	15.4％ （4/26）
3P％	0％ （0/8）
FT％	100％ （1/1）
+/-	-20