カイリー・アービングが逆転に自信「歴史を築く」
NBAタイトル獲得に向けて1敗もできないダラス・マーベリックスは現地14日に行われたボストン・セルティックスとのNBAファイナル第4戦を制し、スウィープを回避した。
タフなディフェンスを展開したマブスはセルティックスの得点をわずか84に抑え、38点差で快勝。
だが、NBAの歴史上0勝3敗から逆転した例はひとつもないため、マブスの厳しい状況に変わりはない。
しかし、この日21得点を記録して勝利に貢献したカイリー・アービングは、逆転に自信を持っているようだ。
アービングは第4戦を終えた後、「0勝3敗から逆転できる?」と質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
今はそれ(逆転)を楽しみにするしか選択肢がない。
歴史を築くことを楽しみにしている。
それこそこのビジネスの本質だ。
試合数は少ないし、サンプルサイズも小さい。
今日のゲームの出だしの僕たちのエネルギーがすごく高かったのは、君たちも見たと思う。
全員が落ち着き、肩の力を抜きながらも、相手ディフェンダーに挑んだんた。
このシリーズでは選手たちを突き動かすためにちょっとしたトラッシュトークも必要だった。
誰もがのんびり戦っているわけではない。
僕とルカ(・ドンチッチ)を助けてくれる仲間たちには、そのエネルギーと力をもたらすことが求められているんだ。
アービングはクリーブランド・キャバリアーズに所属した2016年のNBAファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に1勝3敗と劣勢に立たされながらも、奇跡的な逆転勝利に貢献した実績がある。
マブスがNBAタイトルを獲得するためには、アービングはもちろんチーム全員にさらなるステップアップが求められるだろう。
果たしてマブスは第5戦を制し、勢いを強めることができるだろうか?
なお、アービングのNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
MP | 37 | 41 |
PTS | 12 | 16 |
TRB | 3 | 2 |
AST | 2 | 6 |
STL | 2 | 0 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 3 | 2 |
FG% | 31.6% (6/19) | 38.9% (7/18) |
3P% | 0% (0/5) | 0% (0/3) |
FT% | – | 100% (2/2) |
+/- | -3 | -3 |
– | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|
MP | 45 | 30 |
PTS | 35 | 21 |
TRB | 3 | 4 |
AST | 2 | 6 |
STL | 0 | 0 |
BLK | 0 | 0 |
TO | 2 | 1 |
FG% | 46.4% (13/28) | 55.6% (10/18) |
3P% | 66.7% (4/6) | 16.7% (1/6) |
FT% | 100% (5/5) | – |
+/- | -3 | +28 |