ゴーラン・ドラギッチがNBAキャリアで忘れられない瞬間を明かす「飛行機の中でトレードを告げられた」
現役引退を発表した元NBAオールスターポイントガードのゴーラン・ドラギッチは、長いキャリアを通してさまざまな経験をしてきた。
その中でドラギッチを最も驚かせたのは、トロント・ラプターズとの試合に向けて飛行機に乗った時の出来事だったようだ。
当時フェニックス・サンズに所属していたドラギッチによると、飛行機に乗っている時にトレードされたことを知らされたという。ドラギッチのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕たちは練習を終えてから、カナダのトロントへフライトした。
トレード期限は午後1時だった。
僕たちは練習を終えた後、12時30分出発予定の飛行機に乗るためにバスで空港へ向かった。
トレード期限まであと30分だ。
僕たちを乗せた飛行機は離陸した。
鮮明に覚えている。
僕はスティーブ・ナッシュの隣に座っていた。
カナダまで長いフライトになるから、昼寝した。
着陸した時に起きると、スティーブにこう言われたんだ。
「G、すまない。君はトレードされた」とね。
僕は荷物を持ってターミナルへ向かい、ヒューストンへ向かった。
翌日はニュージャージー・ネッツとの試合だ。
そのまま仕事に向かったんだ。
ドラギッチは母国スロベニアのクラブチームでプレイした後、サンズの一員としてNBAデビュー。
サンズで2年半過ごした後にトレードでロケッツへ移籍することになったが、当時のドラギッチはNBAにビジネスの側面があることを思い知ったに違いない。