RJ・バレットがニックス時代を振り返る「皆忘れていると思うが・・・」
RJ・バレットは昨季中のトレードでニューヨーク・ニックスからトロント・ラプターズへ移籍した。
このオフシーズン中にRJ・バレットと再契約し、ブルックリン・ネッツとのトレードでミカル・ブリッジズを獲得したニックスにはさらなる飛躍の期待がかかっているが、バレットにはニックスを再建を導いた自負がある模様。
バレットはニックスの躍進について、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
僕たちが築き上げたものを皆は忘れてしまっていると思う。
僕が(ニックスに)入団した時、僕たちはコンテンダーではなかった。
そこには程遠かった。
僕の2年目だ。
僕たちはプレイオフに進出した。
僕たちはチームをただ構築し続けた。
ファンに応援するものをもたらした。
彼らははそれに値する。
タフな都市だが、彼らの愛を勝ち取るだけだ。
彼らのためにそこにいることができて良かった。
カナダ出身のバレットによると、トレードでホームチームのラプターズへの移籍が決まった時は現実味がなかったという。
僕は子どもの頃、(ラプターズの)試合に連れて行ってもらっていた。
ホームに戻ることが決まった時、どう振る舞ったらいいのか分からなかった。
頬をつねった。
皆に「僕たちは本当にここにいるんだ。トロント・ラプターズのためにプレイするんだ」と言ったものさ。
バレットは2019年のNBAドラフト3位でニックスに入団。
頼れるチームメイトたちと共にニックスを立て直した後、再建期に入ったラプターズへ移籍することになった。
バレットはニックスでそうしたように、ホームのファンや仲間たちと共にラプターズを再建へと導くだろう。
なお、バレットのトレード後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 32 | 329 |
MP | 33.5 | 33.3 |
PTS | 21.8 (キャリアハイ) | 18.4 |
TRB | 6.4 (キャリアハイ) | 5.4 |
AST | 4.1 (キャリアハイ) | 2.9 |
STL | 0.6 | 0.6 |
BLK | 0.4 (キャリアハイタイ) | 0.3 |
TO | 2.5 | 2.1 |
FG% | 55.3% (キャリアハイ) | 43.5% |
3P% | 39.2% | 34.6% |
FT% | 62.9% | 71.0% |