ダン・ハーリーがレイカーズからのヘッドコーチ契約オファーを断った理由とは?「NBAのコーチではできないことがある」
ロサンゼルス・レイカーズはヘッドコーチのダービン・ハムを解雇した後、複数の人物を新ヘッドコーチ候補リストに加えていた。
その中で最有力視されていたひとりが、コネチカット大学を連覇に導いたダン・ハーリーだ。
だが、ハーリーはレイカーズからのオファーを断り、コネチカット大学のヘッドコーチを続投することを決断。
では、なぜハーリーはNBAチームをコーチングするという大きな仕事のチャンスを断念したのだろうか?
ハーリーによると、NBAのヘッドコーチにはできないことが大学のヘッドコーチにはあるという。ハーリーのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
(大学のヘッドコーチは)若者の人生に大きな影響を与える最後の瞬間に関わることができる。
僕はその一部であることが大好きなんだ。
その若者がどんな人間になっていくのか。
それが大学のコーチをしていて気付いたことであり、大好きなところだ。
NBAのコーチではそれができない。
なぜなら、NBAではそういう関係を持つことができないからね。
また、ハーリーは将来的にNBAチームのヘッドコーチを務める可能性について質問されると、次のように答えた。
分からない。
そのことについては分からない。
レイカーズの仕事を断ったのなら、どの仕事を引き受けるんだ?
NBAでは移動が多く、家族と過ごす時間は必然的に減ってしまう。
そのため、ハーリーの妻はレイカーズとの契約に否定的だったとされている。
また、コネチカット大学に黄金期のUCLA以来初となるNCAA3連覇のチャンスがあることも、ハーリーがコネチカット大学に残留した大きな理由のひとつだろう。
これらを踏まえても、コネチカット大学と6年契約を結んだハーリーがすぐにNBAの仕事を引き受けることはなさそうだ。