レイカーズがオフェンスで重視することとは?JJ・レディックHC「オフェンシブリバウンドとコーナーからのクラッシュ」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するJJ・レディックHCはチームのオフェンスについて、NBAオールスターのアンソニー・デイビスをオフェンスのハブとして用い、レブロン・ジェイムスをスクリナーやファシリテーターとして効率的にプレイさせる方法を見つけることを明かした。
だが、バスケットボールは5人で戦う競技であり、デイビスとジェイムスだけで勝つことはできない。
では、レディックHCはどのようなオフェンスを思い描いているのだろうか?
レディックHCは先日、ゲスト出演したポッドキャストの中でレイカーズのオフェンスについて次のように明かしたという。clutchpoints.comが伝えている。
オフェンスについては、かなりの動きがあると思う。
ショットのプロファイルも改善されるだろう。
我々はペイントエリアへのアタックを増やすことについて話し合った。
3ポイントを増やすことについて話し合った。
ポストプレイであろうとアイソレーションであろうと、特定の選手にミッドレンジシュートを撃たせるためにスペースを与える必要性があることについて話し合った。
うまくいけばショットのプロファイルは改善されるだろう。
ポゼッションについて言うと、昨季のこのチームの大きなアドバンテージのひとつはフリースローだった。
それ以外では大きなアドバンテージを生み出すことができていなかった。
だから、我々は新たにアドバンテージを生み出そうとしている。
そのひとつは、オフェンシブリバウンドとコーナーからのクラッシュを特に重視するということだ。
前任のコーチやシステムと比べているわけではないよ。
だが、これらが僕がコーチングするひとつの要素になるだろう。
レイカーズは3ポイントを量産するチームではなく、昨季1試合あたりの3ポイントアテンプト数はNBAワースト3位だった。
もしオフェンシブリバウンドとコーナーからのクラッシュを効果的に用い、3ポイントアテンプト数を増やすことができれば、レイカーズは少なくとも昨季以上の成績を残すに違いない。
なお、昨季の3ポイントアテンプト数のチームランキングは以下の通りとなっている。
順 | チーム | 3P% | 3PA |
---|---|---|---|
1 | ボストン・セルティックス | 38.8 | 42.5 |
2 | ダラス・マーベリックス | 36.9 | 39.5 |
3 | サクラメント・キングス | 36.6 | 39.3 |
4 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 38.0 | 38.9 |
5 | ミルウォーキー・バックス | 37.3 | 38.1 |
6 | メンフィス・グリズリーズ | 34.6 | 37.8 |
7 | アトランタ・ホークス | 36.4 | 37.7 |
8 | クリーブランド・キャバリアーズ | 36.7 | 36.8 |
9 | ブルックリン・ネッツ | 36.2 | 36.7 |
10 | ユタ・ジャズ | 35.4 | 36.5 |
11 | サンアントニオ・スパーズ | 34.7 | 36.4 |
12 | ヒューストン・ロケッツ | 35.2 | 36.1 |
13 | ニューヨーク・ニックス | 36.9 | 35.8 |
14 | ワシントン・ウィザーズ | 34.8 | 35.5 |
15 | インディアナ・ペイサーズ | 37.4 | 35.3 |
16 | オクラホマシティ・サンダー | 38.9 | 34.2 |
17 | シャーロット・ホーネッツ | 35.5 | 34.0 |
18 | マイアミ・ヒート | 37.0 | 33.7 |
19 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 36.3 | 33.3 |
20 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 34.5 | 33.2 |
21 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 38.1 | 33.2 |
22 | トロント・ラプターズ | 34.7 | 33.1 |
23 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 38.7 | 32.7 |
24 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 38.3 | 32.6 |
25 | フェニックス・サンズ | 38.2 | 32.6 |
26 | シカゴ・ブルズ | 35.8 | 32.1 |
27 | デトロイト・ピストンズ | 34.8 | 31.7 |
28 | ロサンゼルス・レイカーズ | 37.7 | 31.4 |
29 | オーランド・マジック | 35.2 | 31.3 |
30 | デンバー・ナゲッツ | 37.4 | 31.2 |