2020年のNBAドラフト9位でワシントン・ウィザーズに入団したデニ・アブディアは、このオフシーズン中のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍した。

だが、ウィザーズで共に過ごした人々との関係はこれからも続いていくのかもしれない。

アブディアによると、ウィザーズ時代に知り合ったチームメイトたちとは今も連絡を取り合っているという。アブディアのコメントをbasketnews.comが伝えている。

この4年間、ワシントンをホームのように感じていた。

そこで友情を育み、コーチたちと関係を築いた。

チームの一員であると感じ、感情の面でも少し繋がりを感じていた。

「もうここにいられない」という瞬間が訪れた。

それを理解し、選択の余地がないことを理解しなければならなかった。

デニ・アブディアがトレードを振り返る「寝ている時に届いた」

世界で最も魅力的なチームではなかったが、プレイオフには一度進出した。

当時の僕は怪我していたが、あのチームで長い道のりを歩んできた。

今は自分の能力を発見する新しい世界に入ったと信じている。

もちろん成功すると信じている。

デニ・アブディア「キャリア最後の数年はイスラエルでプレイしたい」

（ウィザーズに）入団した時から一緒にいた人々や一緒にプレイした選手たちとは、今も連絡を取り合っているよ。

僕はこれからも彼らのことを忘れない。

ずっと連絡を取り合うつもりだ。

彼らは僕の心の一部なんだ。

なぜなら、彼らは僕が選手として成長するのを助けてくれたからね。

彼らは僕の成功を本当に願ってくれていると思う。

彼らと連絡を取り合わない理由はない。

フロントオフィスは刷新されて間もないが、彼らは毎日練習施設に来て、挨拶やハグを交わした。

親以上に彼らに会っていたんだ。

ポートランドの自然はものすごく美しい。

スペシャルな場所だ。

すごく良い場所がたくさんある。

たぶんそこに出掛けるだろうね。

湖があるし、ブレイザーズをすごく愛しているコミュニティがある。

スポーツやチームとのつながりがすごく強いんだ。

ワシントンほど活気はない。

ワシントンは首都であり、すごく外交的な都市ということを忘れがちだ。

ワシントンには少し冷たいところがあると思う。

なぜなら、大使館があったり、仕事のために外からたくさんの人が来ているからね。

外からくる人々はホームとは思っていない。

ポートランドは住む都市だから、より本物だ。

ブレイザーズはウィザーズと同じく再建中のNBAチームだ。

まだ23歳と若いアブディアはブレイザーズの再建を担う選手のひとりになると見られているが、ポートランドの人々はアブディアをサポートし、街で会った時は温かく接するに違いない。