AJ・グリフィンが21歳で引退を決断した理由とは?「牧師になりたい」
このオフシーズン中のトレードでアトランタ・ホークスからヒューストン・ロケッツへ移籍したAJ・グリフィンは、まだ21歳という若さにもかかわらずNBA選手としてのキャリアを終えることを決断した。
グリフィンは昨季、怪我や個人的事情により20試合の出場にとどまったものの、将来が期待されていた若手有望株のひとりだった。
では、なぜグリフィンは引退することを決断したのだろうか?
グリフィンによると、これからの人生をキリストに捧げ、牧師としての活動に専念するために引退を決断したという。グリフィンのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕はイエスに従うためにバスケットボールを辞めた。
多くの人々は損失として見ている。
それは分かっている。
だが、皆に伝えておきたい。
僕はものすごく嬉しいんだ。
なぜなら、全力で神に仕えることができるからね。
バスケットボールを手放すことにより、フルタイムの牧師として活動し、心から神に仕えることができると思う。
僕がどこに導かれるのか、本当に楽しみだ。
名門デューク大学出身のグリフィンは、2022年のNBAドラフト16位でホークスに入団した。
過去にはダレン・コリソンが家族と信仰を理由に31歳という若さで現役を引退した。
だが、コリソンは2年後にロサンゼルス・レイカーズの一員としてNBAに復帰した。
グリフィンが今度どのような人生を送るかは分からないが、少なくとも今もグリフィンは幸せを感じていると言えそうだ。
なお、AJ・グリフィンのルーキーシーズンと昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 72 | 20 |
MP | 19.5 | 8.6 |
PTS | 8.9 | 2.4 |
TRB | 2.1 | 0.9 |
AST | 1.0 | 0.3 |
STL | 0.6 | 0.1 |
BLK | 0.2 | 0.1 |
TO | 0.6 | 0.4 |
FG% | 46.5% | 29.0% |
3P% | 39.0% | 25.6% |
FT% | 89.4% | 100% |