JJ・レディックHCがバックス戦の準備不足を認める「取り組む時間があまりなかった」
ロサンゼルス・レイカーズは先日、NBAオールスターのヤニス・アンテトクンポとデイミアン・リラードを擁するミルウォーキー・バックスに勝利し、プレシーズン初勝利をあげた。
レディックHC体制下のレイカーズにとって待望の勝利だったが、緻密な分析を得意とするレディックHCによると、チームとして十分に準備できないままバックス戦に臨んだという。
レディックHCはバックス戦を振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
正直言うと、特にゲームプランを立てて臨んだわけではなかった。
試合前に3つのポイントを伝えたが、練習でそれに取り組む時間があまりなかった。
ひとつはデイムのピック&ロールのカバーだ。
コンセプトとしては一度も練習していなかったが、マックス・クリスティとビッグマンたちは本当に良い仕事をしてくれたと思う。
ポップアウトするビッグマンに対してベアカバーを試みた。
少しはできたと思うが、完璧ではなかった。
そのための練習は5分くらいしかできていなかったんだ。
それと、ヤニスに対するトランジションディフェンスについては、映像で見せる時間しかなかった。
昨日練習できたら良かったのだが、これが現実だ。
前半のトランジションディフェンスはあまり良くなかった。
ただ、全体的に見ると、前半プレイしたグループは良い仕事をしたんじゃないかな。
前半もかなり良かったと思う。
クラッシュする意図が明確に見えた。
映像で再確認しなければならないが、ハーフタイム中に映像でトランジションディフェンスをいくつか確認した。
トランジションで失点した理由がクラッシュだったとは思わない。
マッチアップが遅れたプレイや、明らかにロードできるポジションにいたのにロードしなかったプレイがいくつかあった。
また、クロスマッチの状況になり、混乱したように見えた場面もあった。
だから、クラッシュがトランジションディフェンスの失敗につながった理由とは思わない。
選手たちが意図を持って取り組んだ点は良かったと思っている。
これは昨日と今日話し合った優先事項だったんだ。
全体的には良かったんじゃないかな。
レイカーズが次に対戦するのは、ステフィン・カリー擁するゴールデンステイト・ウォリアーズだ。
圧倒的なアウトサイドシュートを誇るウォリアーズとの試合は、レイカーズのディフェンスを確認する良い機会となるだろう。
なお、レイカーズのNBAプレシーズンの残りのスケジュールは以下の通りとなっている。
現地日付 | チーム | HorA |
---|---|---|
10/15 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | Tモバイルアリーナ (ラスベガス) |
10/17 | フェニックス・サンズ | アウェイ |
10/18 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | アウェイ |