NBAスタンダード契約を勝ち取る可能性がある2ウェイ契約8選手

NBAは今季に限り、2ウェイ契約の選手の出場試合数の上限を50試合に引き上げた。
2ウェイ契約中の選手たちにとって出場試合数の上限引き上げはNBA選手として経験と実績を積む大きなチャンスになるだろう。
各NBAチームは彼らをロスターに残す場合、2ウェイ契約をスタンダード契約に変更しなければならないが、早くも結果を残している2ウェイ契約の選手たちもいる。
hoopsrumors.comによると、以下に挙げる2ウェイ契約中の選手はスタンダード契約を勝ち取る可能性が特に高いという。
ジョーダン・マクラフリン(MIN)
今季がNBAキャリア2年目。
バックアップポイントガードとして実績を残しており、2ウェイ契約中の選手としては十分な出場時間を獲得している。
ミネソタ・ティンバーウルブズはオフシーズン中にマクラフリンに複数年契約をオファーしたというが、そのうち数年は非保証だったため、今季終了後にFAになるマクラフリンはより大きな契約を勝ち取るためオファーを断ったと報じられている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 41 |
平均出場時間 | 17.2 | 19.0 |
平均得点 | 5.5 | 7.0 |
平均リバウンド | 2.2 | 4.1 |
平均アシスト | 4.1 | 1.0 |
平均スティール | 0.5 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 48.1 |
FG成功率 | 45.5% | 48.1% |
3P成功率 | 37.5% | 38.0% |
フリースロー成功率 | 80.0% | 68.2% |
ギャリソン・マシューズ(WAS)
昨季に続き、今季もワシントン・ウィザーズと2ウェイ契約。
今季のウィザーズは多くの選手が離脱を余儀なくされたこともあり、マシューズは十分な出場時間を得ている。
ただし、ウィザーズのロスターにはスタンダード契約の選手がすでに15人登録されているため、ウィザーズがスタンダード契約の選手をウェイブやトレードしてロスターに空きを設けない限り、マシューズがスタンダード契約を勝ち取るのは難しい。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 10 | 28 |
平均出場時間 | 19.7 | 15.1 |
平均得点 | 8.9 | 6.7 |
平均リバウンド | 2.2 | 1.6 |
平均アシスト | 0.8 | 0.6 |
平均スティール | 1.4 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 0.2 | 0.4 |
FG成功率 | 42.9% | 42.9% |
3P成功率 | 40.5% | 40.9% |
フリースロー成功率 | 88.9% | 90.2% |
渡邊雄太(TOR)
今季序盤は十分な出場時間を得ることができずにいたが、コートに出た際に素晴らしいパフォーマンスを見せ、トロント・ラプターズのローテーションに定着しつつある。
アレックス・レンを放出したことにより、ラプターズのロスターには空きがある。
もし3月のトレード期限までにロスターが埋まらなければ、渡辺がスタンダード契約を勝ち取る可能性は高い。
少なくともそれまでは実績を残し続けたいところだ。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 14 | 47 |
平均出場時間 | 12.7 | 9.7 |
平均得点 | 3.9 | 2.7 |
平均リバウンド | 3.4 | 2.1 |
平均アシスト | 0.4 | 0.4 |
平均スティール | 0.5 | 0.3 |
平均ターンオーバー | 0.5 | 0.3 |
FG成功率 | 37.8% | 36.2% |
3P成功率 | 48.0% | 34.7% |
フリースロー成功率 | 100% | 69.2% |
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