マイケル・ジョーダンの父ジェイムス・ジョーダンは1993年の7月、車内で寝ていたところを当時18歳だったダニエル・グリーンに射殺された。

グリーンは現在、ノースカロライナ州トロイにある矯正施設で服役中だというが、グリーンに冤罪の可能性が浮上した模様。

TMZによると、この事件を担当した元判事のグレゴリー・ウィークスがノースカロライナ州の仮釈放委員会に対し、有罪判決を受けたグリーンを釈放するよう請願したという。

では、なぜウィークスは釈放を要求したのだろうか？

ウィークスによると、車内た血痕の検査を担当した法医学血液専門家が、裁判中に「血痕がグリーンのものだった」と証言したことは一度もなく、また検査結果を開示しなかったという。

当局は今後数週間もしくはそれ以上をかけて審議し、グリーンを釈放するか否か決定すると報じられている。

マイケル・ジョーダンはこの件についてまだコメントを出していないというが、心中穏やかでないのは想像に難くない。

いずれにせよ、当局の決定を待ちたいところだ。