NBAが選手参加ポリシー違反の疑いでサンダーとシクサーズを調査

NBAは先日、ユタ・ジャズがラウリ・マルカネンを欠場させたことを受け、選手参加ポリシーに違反しているとし、ジャズに10万ドルの罰金処分を科した。
NBAはさらにオクラホマシティ・サンダーとフィラデルフィア・セブンティシクサーズの状況についても調査している模様。
hoopsrumors.comによると、サンダーとシクサーズが選手参加ポリシーに違反した疑いがあるとし、NBAはサンダーとシクサーズの状況を調査しているという。
サンダーは現地7日に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦でシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(休養)、チェット・ホルムグレン(足の打撲)、ジェイレン・ウィリアムス(手首の捻挫)、ルーゲンツ・ドート(膝の痛み)、アイザイア・ハーテンシュタイン(鼻骨の再負傷)、ケイソン・ウォーレス(膝の打撲)で欠場させた。
ホルムグレンはその2日前の試合を欠場したが、その他5選手は2日前の試合と2日後の試合に出場していた。
ギルジアス・アレクサンダー以外の選手はNBAスターの定義にあてはまらないが、ブルックリン・ネッツは昨季、同様のケースでNBAから10万ドルの罰金処分を下された。
一方、シクサーズは現地14日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦で11選手を欠場させた。
ニック・ナースHCは先日、「タイリース・マキシーはロード6連戦を終えた後に復帰する見込み」と語っていたが、マキシーはシクサーズとのホームゲームを欠場。
NBAはこれを受けて調査を開始したと見られているが、シクサーズのケースについて「正当」と結論づける可能性があると報じられている。
なお、シクサーズは今季序盤に選手参加ポリシーに違反して10万ドルの罰金処分を下されたため、今回違反と判断された場合、罰金額は25万ドルとなる。