グレッグ・ポポビッチがヘッドコーチを退任

サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCが、ヘッドコーチのキャリアに終止符を打つことを決断した模様。
スパーズは現地2日、ポポビッチがヘッドコーチを退任し、バスケットボールオペレーション部門代表に就任したことを発表した。
29 seasons of coaching brilliance pic.twitter.com/tGzy31hC7f
— San Antonio Spurs (@spurs) May 2, 2025
ポポビッチはヘッドコーチとしてのキャリアは終えるものの、バスケットボールオペレーション部門代表として積極的に働く予定と報じられている。
ポポビッチは昨年11月に脳卒中を患った後、復帰に向けて賢明にリハビリに取り組んできた。
その努力は実り、スパーズの選手たちと面会できるまでに回復したが、先月レストランでディナーを楽しんでいたところ、意識を失って病院に救急搬送された。
なお、スパーズは臨時ヘッドコーチのミッチ・ジョンソンをフルタイムのヘッドコーチに任命した。
ポポビッチはヘッドコーチとしてNBA史上最多となるレギュラーシーズン1422勝を記録。
30年近いヘッドコーチキャリアの中でスパーズをNBAチャンピオンに5度導き、コーチ・オブ・ザ・イヤーを3度受賞すると、2023年には殿堂入りを果たした。