ジャマール・クロフォードのNBA2012-13シーズンTOP10プレイ
ロサンゼルス・クリッパーズでシックスマンとして活躍しているジャマール・クロフォードだが、彼の持ち味といえばやはり切れ味鋭いクロスオーバーだろう。
とにかく速い。
特にフロントチェンジからのビハインド・ザ・バック、通称“JCムーヴ”は秀逸だ。
クロスオーバーからシュート、アシストと多彩なオフェンス・オプションを有するクロフォードだが、NBAではポイントガードとしてデビューを果たす。
現在シューティングガードとしてプレイしている彼の視野の広さは、ポイントガードとしての経験からきているのかもしれない。
細い肉体から繰り出される繊細で華麗な技の数々は、“ペニー”ことアンファニー・ハーダウェイをどこか連想させる。
5月20日に33歳を迎えるクロフォードは、NBAデビュー2年目で左膝前十字靭帯断裂の重傷を負った。
もし左膝前十字靭帯を断裂していなかったら、どれほどのスピードでクロスオーバーを披露していたのだろうか。
ちなみに、クロフォードはシカゴ・ブルズ(200-2004)、ニューヨーク・ニックス(2004-2008)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(2008-2009)、アトランタ・ホークス(2009-2011)、ポートランド・トレイルブレイザーズ(2011-12)、クリッパーズ(2012~)でのプレイ経験がある。
ブルズ、ニックス、ウォリアーズ在籍時には1試合50得点以上を記録しているが、3チームで50得点以上を挙げたのはクロフォードただ一人。
まさに“魅せるバスケ”を体現しているプレイヤーといえるだろう。
NBAを代表するアンクル・ブレイカーから目が離せない。
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