ここのところ、カーメロ・アンソニーの周辺が騒がしくなっている。

だが、アンソニー自身はまだ移籍について具体的に考えていないようだ。

先日、マディソン・スクエア・ガーデンでフランチャイズ記録となる62得点を挙げたアンソニーは、ニックスの勝利にのみ集中するという。

「また62点取れると思うかい？無理だよ（笑）まずはチームとしてまとまっていかないとね」

そう話すアンソニーだが、周囲の噂が絶えることはない。

現在、アンソニーの移籍先として有力視されているのは、ロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、シカゴ・ブルズの3チーム。

この中でも特に話題となっているのが、レイカーズとブルズだ。

だが、今のレイカーズに移籍したいと思う選手は少ないかもしれない。

ニューヨーク・ニックスより悪い状況にあるレイカーズに移籍したとしても、NBAタイトルを獲得できる可能性は薄い。

コービー・ブライアントはアンソニーと共にプレイすることに興味を示しているようだが、ニックスに亀裂をもたらしたマイク・ダントーニHCが指揮を執っていることを考えると、レイカーズへの移籍は難しいだろう。

一方、シカゴ・ブルズを率いているのはアンソニーお気に入りのトム・ティボドーHC。

情報筋によると、ブルズはアンソニーのためにレイカーズより良いオプションを用意しているという。

だが、ティボドーHCにも移籍の噂がつきまとっているという現状。

すべては今季終了後に明らかになるが、それまでアンソニー周辺ではさまざまな憶測が飛び交いそうだ。