グレン・デイビスはオーランド・マジックからロサンゼルス・クリッパーズへ移籍後、まだ数試合しか出場していない。

だが、デイビスはクリッパーズに何か“特別なもの”があるとすでに感じているようだ。

2008年、ルーキーでありながらボストン・セルティックスでNBA優勝を経験したデイビスは、現在のクリッパーズに当時のセルティックスに似た印象を抱いているという。

それは、ドック・リバースHCの存在があるからなのかもしれない。

「本当に（クリッパーズには）すごい信念があるんだ。もう信頼関係が出来始めてるよ。偉大なコーチであるドック、情熱あふれるチームメイト、そしていつでも正しいプレイができてる。このチームのポテンシャルは計り知れないよ」

そう語るデイビスだが、今季のクリッパーズはリバースHCの加入に加え、ブレイク・グリフィンが成長している点も好調を続けている理由のひとつといえるだろう。

デイビスがクリッパーズにNBAチャンピオンになる資質があると感じたことは、大きいことかもしれない。

だが、何より重要なのは結果だ。

クリッパーズには“見せる”バスケットボールではなく、“NBAで優勝できる”バスケットボールが求められている。