NBAタイトル獲得を狙うマヌ・ジノビリ
2013年のNBAファイナルでマイアミ・ヒートと対戦したサンアントニオ・スパーズは、あと一歩のところでNBAタイトルを逃した。
落胆に暮れるスパーズだったが、マヌ・ジノビリは当時引退を考えたという。
その後、ジノビリはスパーズと2年契約を結び、再びNBAタイトル獲得を狙うこととなった。
今季のジノビリは昨年のNBAファイナルでの敗戦から立ち直り、さらに力強くなったといっても良いだろう。
36歳になるジノビリは今季、1試合あたり23.1分の出場で平均12.5得点、FG成功率47%、4.4アシストを記録。
ジノビリがコートでプレイしている時とベンチに下がっている時とでは、100ポゼッションあたり14.4得点も違うのだ。
この数字は、まさにジノビリが今季のNBAタイトル獲得へ向けてギアを入れ始めた証拠と言えるかもしれない。
ただ、スパーズには来季もチャンスがある。
2年契約を結んでいるジノビリは来季も現役を続行すると見られており、スパーズのビッグ3を形成するトニー・パーカーとティム・ダンカン、そしてネクスト・フランチャイズプレイヤーとして期待されているカワイ・レナードも、スパーズでプレイする見込みだ。
さらにロールプレイヤーのダニー・グリーンとマルコ・ベリネリの契約は来季まで残っており、2014-15シーズンもほぼ同じロスターで戦うことができる。
今季終了後には多くのスター選手がFAとなるため、同じ戦力で来季も戦えるチームはそうないだろう。
その点においても、2014-15シーズンのスパーズにかかる期待は大きいといえるのではないだろうか。
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