レイカーズの次期ヘッドコーチ候補7人
日本時間5月1日、マイク・ダントーニHCがロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチを辞任した。
多くのレイカーズファンはダントーニHCの辞任を喜んでいることだろう。
そこで注目されているのが、レイカーズの次期ヘッドコーチを誰が務めるかということだ。
かつてレイカーズでNBA三連覇を果たしたフィル・ジャクソンはニューヨーク・ニックスの球団社長に就任したため、レイカーズに戻ってくることはない。
では、ジャクソン以外に誰がレイカーズのヘッドコーチにふさわしいのだろうか?
再建を狙うレイカーズにとって、次期ヘッドコーチの人選は非常に重要となる。
情報筋によると、現在のところ7名が次期ヘッドコーチ候補として挙がっているという。
バイロン・スコット
ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)を率いていた当時、ネッツをNBAファイナルへ導いた経験がある。
当時はジェイソン・キッドがチームの中心として活躍していた。
現在のところ、スコットがレイカーズの次期ヘッドコーチ最有力候補とされているが、これはバス・ファミリーのお気に入りという点も大きいだろう。
ライオネル・ホリンズ
ダントーニのスタイルを好まないなら、ライオネル・ホリンズを選ぶべきだろう。
ホリンズはチームの文化を作り上げる能力、選手を開花させる能力に優れている。
それはメンフィス・グリズリーズ時代に証明したといっても良い。
だが、ホリンズのオールドスクールスタイルはレイカーズにマッチしない可能性が高いとされている。
ジョン・カリパリ
ケンタッキー大学のヘッドコーチを務めているジョン・カリパリには、少し前にレイカーズHC就任の噂があった。
だが、カリパリはこの噂をきっぱり否定し、レイカーズHCに就任する気はないと話している。
一方で、レイカーズのヘッドコーチを務めることで、名声を手にするチャンスを得られるかもしれない。
ケビン・オリー
カレッジでヘッドコーチ候補を探すなら、ケビン・オリーも外せないところだ。
コネチカット大学を優勝に導いたオリーには、レイカーズのみならず多くのNBAのゼネラルマネージャーが注目している。
レイカーズのヘッドコーチ候補として挙げられているのは、オリーがロサンゼルス出身だからだ。
さらに、オリーはケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルック、ジェームス・ハーデンにプロ意識を説いた人物でもあり、デュラントはオリーを高く評価している。
もしオリーがレイカーズのヘッドコーチに就任すれば、2016年にFAとなるデュラント獲得の大きなオプションとなるだろう。
スティーブ・カー
コーチング経験はないものの、スティーブ・カーにはゼネラルマネージャー経験があり、そしてNBA優勝経験もある。
メディアへの対応にも優れており、NBAファンからの信頼も得られるだろう。
一方で、ニックスのヘッドコーチに就任する可能性が高いとも噂されている。
ジェフ・バン・ガンディ
ヘッドコーチ候補を挙げるなら、ジェフ・バン・ガンディは避けられないだろう。
だが、バン・ガンディはレイカーズのヘッドコーチの職に興味がないとも噂されている。
なぜなら、レイカーズではミッチ・カプチャックとジム・バスが大きな権力を握っているからだ。
彼らが権力を握っている限り、バン・ガンディが求めるロスターを組めない恐れがある。
ジョージ・カール
アップテンポゲームを好むジョージ・カールは、メディアの対応にも長けている。
また、文化を構築する能力も有しており、若返りを図るレイカーズに貢献できる可能性が高い。
だが、バン・ガンディと同じくカールはロスターから作り直すことを希望するため、レイカーズ経営陣が権限を与えない限り、カールがレイカーズのヘッドコーチに就任する可能性は低いだろう。
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