レジー・ジャクソンが来季は先発出場を希望
サンアントニオ・スパーズとのNBAプレイオフ・ウェスタンカンファレンスファイナル終盤戦で、オクラホマシティ・サンダーのスコット・ブルックスHCはレジー・ジャクソンを先発に起用した。
ディフェンスに定評のあるタボ・セフォローシャをベンチメンバーとして起用したわけだが、これはスパーズ相手にはオフェンシブなスタイルがベストだと判断したためだという。
スパーズ相手に敗れはしたものの、ジャクソンは先発でも実績を残せるという手応えを感じたのかもしれない。
「スターターとしてプレイしたい。ベンチで黙ってるつもりはないよ」
そう話すジャクソンだが、ブルックスHCにもその気持ちは伝わっているようだ。
ブルックスHCはジャクソンの先発起用について次のように話している。
「使えるよ。まあ言うだけはできるけど。それについてはまだ言いたくないんだ。この夏に何があるか分からないからね。ただ、レジーはラス(ラッセル・ウェストブルック)のポジションでもプレイできるし、同時に起用しても機能する。このシリーズでそれが証明されたんだ」
長く先発を務めていたセフォローシャは、この夏に完全FAとなる。
これまでディフェンスと3Pで貢献し続けてきたセフォローシャだが、NBA2013-14シーズンの3P成功率は31.6%(2012-13シーズンは41.9%)と大きく数字を落としており、もはやディフェンスと3Pの選手とは呼べなくなってしまった。
サンダーはセフォローシャに新たな契約を用意しないかもしれない。
とはいえ、スモールマーケットのチームには金銭的な余裕がないため、新たな有望選手を獲得するのは難しいだろう。
つまり、ジャクソンの働きに期待するほうがスマートと言える。
これをきっかけに、ジャクソンには一気にNBAスターダムへと駆け上がってもらいたいものだ。
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