アダム・シルバー NBA選手の“I Can’t Breathe”シャツ着用について言及
シカゴ・ブルズのデリック・ローズをはじめ、クリーヴランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムス、カイリー・アービング、ブルックリン・ネッツのケビン・ガーネットらが、試合前のウォーミングアップ時に“I Can’t Breathe”シャツを着用し、話題となっている。
“I Can’t Breathe”シャツは、違法タバコ販売の疑いをかけられていたエリック・ガーナーさんが警察官に首を絞められた際に口にした言葉「I Can’t Breathe(息ができない)」をあしらったもの。
“I Can’t Breathe”シャツの着用に賛同する意見が多い中、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが選手たちの言論の自由に理解を示しながらも、注意喚起した模様。yahoo.comがシルバーのコメントを伝えている。
「デリック・ローズや他のNBA選手たちが自分の意見を声にすることについては、敬意を表する。だが、コート上では服装の規則を守ってもらいたい」
ただ、シルバーもローズらの行為に賛同しているのではないだろうか?
アディダスとのウェア契約下にある中、ウォーミングアップ中に“I Can’t Breathe”シャツを着用した選手に対して何らかの処分を下すことも可能だ。
しかし、シルバーが罰則について言及することはなかった。
アディダスと選手との間で板挟みとなっているシルバーだが、シルバーなりのNBA選手を守る姿勢が垣間見れる発言とも取れるだろう。
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