元ドラフト2位選手のダーコ・ミリチッチ 農家に転身
2003年のドラフト2位指名でデトロイト・ピストンズに入団したダーコ・ミリチッチは、2012年11月に当時所属していたボストン・セルティックスから解雇通知を受け、そのまま現役を退いた。
ドラフト2位指名ながらジャニーマンとなり、期待されたパフォーマンスを見せることができないまま現役を退いたミリチッチは、今から2年前にキックボクサーに転身。
だが、激しい戦いに疲れてしまったのだろうか。
ミリチッチはこれまでの生活に別れを告げ、農家に転身したという。ミリチッチのコメントをthe Detroit Free Pressが伝えている。
「俺はフルーツに囲まれて生活してる。土地を買って、サクランボ、リンゴ、プラムを育ててるんだ」
「(NBAは)アメリカにおいて残酷なシステムだよね。俺は好きじゃない。1位指名、2位指名のプレイヤーは、すぐにプレイする機会を得る。だけど、俺にはまったくチャンスが与えられなかった。レブロン・ジェイムスはキラー。だけど、ファーストイヤーから彼はチャンスをもらってた」
当時のピストンズはタイトルを獲得するほど充実したロスターを誇っており、それゆえにミリチッチには十分な出場機会が与えられなかった。
ミリチッチと同期のジェイムスやカーメロ・アンソニー、ドウェイン・ウェイドらは、今でもトップクラスのプレイヤーとしてリーグを牽引している。
彼らの活躍をミリチッチはどう見ているのだろうか?
なお、2003年ドラフトの結果は以下の通りとなっている。
指名順 | 選手名 | 指名チーム |
---|---|---|
1 | レブロン・ジェイムス | CLE |
2 | ダーコ・ミリチッチ | DET |
3 | カーメロ・アンソニー | DEN |
4 | クリス・ボッシュ | TOR |
5 | ドウェイン・ウェイド | MIA |
6 | クリス・ケイマン | LAC |
7 | カーク・ハインリック | CHI |
8 | TJ・フォード | MIL |
9 | マイケル・スウィートニー | NYK |
10 | ジャービス・ヘイズ | WAS |
11 | マイケル・ピートラス | GSW |
12 | ニック・コリソン | SEA |
13 | マーカス・バンクス | MEM |
14 | ルーク・リドナー | SEA |
15 | リース・ゲインズ | ORL |
16 | トロイ・ベル | BOS |
17 | ザーコ・チャバーカパ | PHX |
18 | デイビッド・ウェスト | NOH |
19 | サーシャ・パブロビッチ | UTA |
20 | ダンテ・ジョーンズ | BOS |
21 | ボリス・ディアウ | ATL |
22 | ゾーラン・プラニニッチ | NJN |
23 | トラビス・アウトロー | POR |
24 | ブライアン・クック | LAL |
25 | カルロス・デルフィーノ | DET |
26 | ドゥディ・イービー | MIN |
27 | ケンドリック・パーキンス | MEM |
28 | リアンドロ・バルボサ | SAS |
29 | ジョシュ・ハワード | DAL |
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