ジェリー・ウェスト「レイカーズを出る機会があれば出てた」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのフロントオフィスで働くジェリー・ウェストは、現役時代をロサンゼルス・レイカーズ一筋で終えた。
オールスター選出14度、オールNBAファーストチーム選出10度、オールディフェンシブ・ファーストチーム4度、ファイナルMVP1度など数々の受賞歴を誇り、そのシルエットはNBAのアイコンとなったウェスト。
だが、必ずしもレイカーズ一筋でキャリアを終えたいと考えてはいなかったようだ。
ウェストはレイカーズ時代を振り返り、次のように言及。San Jose Mercury Newsが伝えている。
「振り返ってみると、もし私にレイカーズを出る機会があれば出ただろう。理由はひとつ。私はオーナーが好きじゃなかった。私に真実を話してくれなかったからね」
「実際に起こった後に言うのは簡単なこと。だけど、プレイヤーには行きたいところへ行く権利があるんだ」
そう話すウェストだが、賛否両論があるケビン・デュラントのウォリアーズ移籍を擁護する意味も込められているのだろう。
ウェストの時代はFA制度がなく、チームを出て行く方法はトレードしかなかった。
それゆえに、チームを選べる近代は恵まれているのかもしれない。
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