怪我で2シーズンを棒に振り、昨季になってようやくNBAデビューを果たしたジョエル・エンビードだったが、チームを牽引するパフォーマンスを見せるも、怪我の影響でわずか31試合の出場に終わった。

とはいえ、巧みなスキルを持ち、アウトサイドショットも打てるビッグマンのエンビードは、スーパースター候補生であることを示して見せた。

2017-18シーズンはさらなる成長が期待されるエンビードだが、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのブレット・ブラウンHCはスキルの成長ではなく、怪我の克服を課題として見ているようだ。ブラウンHCのコメントをCSN Phillyが伝えている。

「彼の成長の次のステップは、彼のゲームとは関係ないと思う。ジャンプフックじゃない。ディフェンスじゃない。健康なんだ」

エンビードの闘争心を決して否定せず、NBAのバスケットボールをより理解し、健康であり続けるためにサポートすることを約束したブラウンHC。

シクサーズはこの夏にJJ・レディックを獲得し、ドラフトではポイントガードのマーケル・フルツを指名した。

さらにベン・シモンズも復帰し、ここ数年で考えると最高のロスターで2017-18シーズンを迎えることになる。

その中において、エンビードはチームの躍進のカギを握るプレイヤーとなるだろう。