コービー・ブライアントの元チームメイト「ファイナルでピストンズに敗れた要因はコービー」
コービー・ブライアントとシャキール・オニールという超強力なデュオを擁したロサンゼルス・レイカーズは、1999-2000シーズンから2001-02シーズンにかけてスリーピートを達成した。
だが、その翌シーズンはカンファレンスセミファイナルでサンアントニオ・スパーズに敗れて敗退。
王座奪還を目論むレイカーズはゲイリー・ペイトンとカール・マローンといった実績あるベテランプレイヤーを獲得し、ファイナルまで進出したものの、デトロイト・ピストンズに完敗した。
このファイナルでは負傷離脱したカール・マローンに批判の声が浴びせられたが、ブライアントが封じられたのも敗戦理由のひとつといえるだろう。
当時のチームメイトはピストンズとのファイナルを振り返り、次のようにコメント。nbcsports.comが伝えている。
「あの負けはコービーの責任だ。彼はあのシリーズのMVPになりたかったのさ。彼はただただシュートを撃ち続けたんだ」
ブライアントに主にマッチアップしていたのは、ディフェンスに定評のあったタイショーン・プリンス。
だが、ピストンズはプリンスだけでなく、チームメイト全員でブライアントとオニールのディフェンスに回った。
このシリーズを通し、ブライアントのボールポゼッション率は30.4%にも及んだというが、3P成功率はわずか17%。
結果、ピストンズに完敗し、ブライアントとオニールのデュオも解体した。
オニールは先日、「君がもっとパスを出していれば、12個手にできただろう。特にピストンズとのファイナルでね」と発言していたが、もしボールをシェアしていれば結果は違っていたのだろうか。
いずれにせよ、オニールだけでなく、他のチームメイトたちもブライアントのボールポゼッションに不満を感じていたのかもしれない。
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