ロバート・コビントン「シクサーズでプロセスを見ていたかった」
ベテランシューターのロバート・コビントンは約4年半をフィラデルフィア・セブンティシクサーズで過ごした後、ジミー・バトラーを含むトレードでミネソタ・ティンバーウルブズに移籍した。
コビントンが所属していた当時、シクサーズはジョエル・エンビードとベン・シモンズを中心に再建期を脱しようとしており、今ではタイトルコンテンダーの1チームとなった。
シクサーズでキャリアを前に進めたコビントンにとって、トレードはタフな決定だったことであろう。
コビントンは古巣シクサーズ戦の前に当時を振り返り、次のようにコメント。sixerswire.usatoday.comが伝えている。
「もちろん、ここに長くいたし、プロセスを見たかった。彼らが変化を加える決断を下し、その機会は失われた。そして、俺の焦点はミネソタにシフトした。今の俺の目標はこのチームのベストプレイヤーになることさ」
自身を高め、成長させてくれたシクサーズに対し、コビントンは感謝しているという。
バトラーを失ったウルブズは厳しい状況に陥ったが、コビントンにはシクサーズで得た自信を確信に変え、ウルブズの一員としてさらにステップアップしてもらいたい。
なお、昨季のコビントンはシクサーズとウルブズでレギュラーシーズン35試合に出場し、平均34.4分のプレイで13.3得点、5.5リバウンド、1.3アシスト、2.1スティール、1.3ブロックショット、FG成功率43.1%、3P成功率37.8%を記録。
キャリアを通してヒューストン・ロケッツ、シクサーズ、ウルブズでレギュラーシーズン通算331試合に出場し、平均29.8分のプレイで12.7得点、5.5リバウンド、1.5アシスト、1.6スティール、0.8ブロックショット、FG成功率40.3%、3P成功率36.0%を記録している。
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